COOL HUNTING

ここはシン・バッドガイが作成しているサイトで、主に版権ビデオゲームキャラのイラストやレビー(あるいは攻略)を取り扱っています。

1つ前のページへ戻る

ルパン三世
THE SHOOTING
(ザ・シューティング)

最終更新+修正日…2014年05月21日

  • メーカー=セガ
  • ジャンル=ガンシューティングゲーム
  • 主なハード=アーケード
  • 稼動年月=2001年10月
  • 主な公式サイト

  1960年代に発表され、70年代にはTVアニメ化もされたアクション漫画(現在でもTV+映画スペシュルとして、定期的に新作が放映されています)。それが、シューティング系のゲームになった作品です。

 とにかくこのゲームは、ガンシューティングとして、かなり完成度が高いと思います。

  また、シリーズの中で特に人気の高い「新・ルパン三世(パート2)」と「ルパンVS複製人間(映画スペシャル第1弾)」の舞台を、殆どそのままに再現されています。 一応、旧ルパン(パート1)の画像も多少あります。

 主役であるルパンの声は初代のモノであり、ダーティーハリーやコブラ等の声もやっていた故 ・山田康雄氏です。

 BGM(曲)もアニメであったモノを、そのまま再現しています。更に、戦闘中(戦闘開始や終了後のデモでも)に名セリフをしゃべる(敵、味方共に)場面もあり、聞いていて楽しいです。なおかつ、作戦実行中の3D画像はオリジナルで新しく作成されたものであり、飽きも来させません。

 また、1つ1つのミッションがミニゲームみたいな感じになっていて、結構シンプルなので(後半は、それでも当然ムズクなりますが…)、ガンシューティングを殆どやらない人にも スグに出来ると思います。

 とにかく昔のガンシューティングは自分の体力(ライフ)が0になるだけではなく、銃の弾が無くなってもゲームオーバーになってしまうのが辛過ぎましたからね…。しかし、このゲームでは撃ちまくれます(弾が切れた時はリロード{補充動作}が必要ですが)。まぁ、撃ちまくるのが大切なので、腕や指が疲れてきますが、 腕の良いトレーニングになるかも…。

 ファンは迷わずプレイすべきです。懐かしさも十分に堪能できます。

 また、単純にゲームとして面白くて気楽に遊べ、ルパン三世と言う漫画の事が十分知れるゲームなので、この作品を知らない人にもオススメできます 。

 因みに、このゲームのステージ(作戦)は15迄あります。ラスボスは、劇場版1弾目に登場した「マ○ー」です。このキャラも人気はともかく、結構有名な敵+悪役キャラでしょう。


●プレイヤーキャラ達

 左の1P(プレイヤー)側がルパン三世で、右の2P側が次元大介(ダイスケ・ジゲン)です。

 この2人のプレイヤーキャラ達は銃を武器にして戦う訳ですが、これらの銃は外見が違えば性能にも違いがあります。

強さ+性能差

  まず銃を紹介しますと、ルパンの銃は自動小銃のワルサーP38、次元の銃はマグナム銃のスミス&ウエッソンM19(コンバット・マグナム)ですね。これらの銃は、今となっては立派な旧式銃で、デザートイーグル等より性能が低いです。

 とは言っても、その旧式銃で十分戦えるルパンと次元は凄いです。でも、たまには新型の銃を使いこなす姿も見てみたいですかな? (ルパンに関しては、作品によってワルサーP99になっていたりしますが…)

 そして肝心の性能なのですが、ルパンの方が7発連続で撃てるのに対して、次元は6発までしか連続で撃てません。その代わり次元の方が攻撃力が高いです。

 総合的にどちらが使い易いと言うのかは、ルパンの銃の方が若干良いです。

 ルパンの方が連続で撃てる弾の数が多いので、弾が切れた時に行うリロードの回数が少なくて済むのです。このリロードと言うのが結構バカにできません。敵に弾を撃ち込んでいる最中にリロードしてしまうと、その敵を倒すのも遅くなってしまいますし…。最悪の場合、倒す前に敵の攻撃を貰ってしまいます。

 とは言っても、次元の方でも戦えない訳ではありません。ルパンより連続で撃てる弾数が少ないとは言え、たったの若干1発差です。

 よってある程度慣れたら、キャラの性能より、外見や性格等で選んでも良いでしょう。

 因みに、ルパンの攻撃が何かに当たると赤いヒットマークが出て、次元の攻撃が何かにヒットすると青いヒットマークが出ます。

外見+生き様等の差

 強さとは関係無い事ですが、これではどちらが良いとなると、う~ん、どっちでしょうね(スイマセン…)。

 2人共少数精鋭って感じ(しかし「来る者は拒まない」感じなので、一匹狼と言う訳ではない模様)でカッコよく、イカしたオジサン達ですです。詳しい年齢は2人共不明ですが、30歳以上なのは確からしいです。

 個人的には次元の方が、やや好きですね。

 次元はクール(でも行き過ぎてない)で男らしくて、素敵です。マグナム等の、強力な銃を使いこなす所も凄いですね。しかも「そんなに明るくないが義理堅い性格で、決して仲間を裏切らない」所も、個人的に尊敬します。また、カッコイイけどカッコつけない所が、ストリートファイターリシーズのリュウみたいで 良いです。

 更に次元は女嫌いとは言っていますけど「本当は女性が好き(不二子みたいな強欲な女性は、本当に嫌いらしいですが)ですが、その人達を危険な戦いに巻き込む訳にはイカナイから、あえて接するのを拒んでいる 」と言う所も、個人的に憧れますね。

 しかし、ルパンの方も捨てたモノではありません。

 ルパンはモンキー面と言われていて、実際にも外見的にカッコイイとは言えなく、性格も軽薄っぽいですが、憎めない奴だと思います。また、IQ300(常人の3倍の知能)と、細身の体格ながら大半の事が出来ると言う所も凄いですが「どんなに裏切られても(特に女性に)、めげずに生きていく所」も個人的に尊敬しています。

 それにルパンは、何より主人公なので、誰にも負けない活躍も見せてくれます。身長が179cmあるのに体重が63kgしか無いのが、少し気になりますが…。

 因みに完全な余談ですが、個人的な希望体格設定としては、ルパンが184cm&70kg、次元が183cm㎝&78kg、五右衛門が185cm&73kg(推定)、銭形が186cm&80kg前後と言う感じですね。ルパンと五右衛門は、これでも痩せ気味な感じですが…。


●システム

銃コントローラーの持ち方

 このゲームのコントローラーも拳銃形の特殊な物ですが、この銃(ガン)コントローラーの持ち方にも、何も考えずに持つのよりも良い持ち方があります。

 具体的には利き手で銃の引き金(ボタン)部分に持って、利き腕じゃ無い方の手を銃口の下の部分に添えて構えて撃つと良いですね。大型の銃を持つ様な感じですが、この方法なら、とにかく疲れません。

 また「片手で銃を持ち、それを、かなり前に差し出して、銃口をできるだけ画面(モニター)に近づけて撃つ」と言う手もあります。この持ち方&撃ち方は命中率が高いのが利点ですが、腕が疲れ易いと言う欠点もあります。また、筐体のタイプによっては、この方法自体ができない時もあります。モニターの前にガラスがあったりして…。

コンボとハイスコア

 このゲームでは敵を倒すと、もちろん得点(スコア)が入りますが、銃弾を外さない(無駄弾を使わない)で複数の敵達を次々と倒していくとコンボになり、普段よりも得られるスコアが上がっていきます。

 得点倍率もドンドン上げる事が可能です。画面上部に表示されている自分の現在スコアのスグ下の×表示で確認できます。

 残念ながら、このゲームではスコアを沢山取っても体力が増えたりしませんが、慣れたらドンドン狙うと良いでしょう。


●ストーリー

 世界中のあらゆる宝を盗んで生業を立てていた、大怪盗アルセーヌ・ルパンの孫である「ルパン三世(因みにルパン三世の国籍は不明ですが、日本人とフランス人の混血である事は判明されています)」と、その仲間達。

  とは言っても、無差別に盗みを働く訳ではありません。そのターゲットは、悪人や欲福過ぎる者達の宝だけです。困っている善人の手助けをする時もあります。

 また、人殺しも滅多な事ではしません。

 なのでルパン達は、ただの盗賊ではなく「義賊」と言う奴ですね。

 そしてルパン達は、今回も悪人や欲福過ぎる者達の宝を狙います。しかし、その最中に「峰不二子(フジコ・ミネ)」が何者かにさらわれます。 そこでルパン達は、不二子の救出に向かいます。

 因みに不二子は、一応ルパン一味の紅一点なのですが、ルパン達に対して仲間意識があるかどうかは不明です…。


●ステージ1・イタリア
(地獄行きベネチア超特急)

 列車の中が舞台で、その中に居るマフィア達と戦います。そしてソイツ等を、銃でドンドン倒していきます。

 しかし最初のステージだけあり、余程こちらの攻撃が遅れない限り、敵から攻撃を受ける事も無いので、非常に楽です。敵の攻撃が始まる前に、注意と言う表示も親切に出ますし…。

 ただ、最後の一人で「死ねェ!」と叫ぶザコ敵は、早目に倒しましょう。コイツは少し早目に攻撃して来ます。

 ザコ敵達を全滅させたら、列車の奥で、ボスのドン・マルチーノが出てきます。

 このボス敵は命乞いをして来ますが、それは、こちらを油断させる為の手段で、その隙にこちらを攻撃するつもりです。まぁそんな事は、最初から理解できると思いますが。

 そして、マルチーノが「これでも食らえ!」と言った直後に速攻で攻撃して倒しましょう。銃での攻撃とは言え、1発で倒れます。ボスなのに、ちょっとダサいですね。

 因みに、このマルチーノの死に方はアニメ版とは違います。アニメ版のマルチーノは宝石に目が暗んで、列車ごと壊れた橋から落ちてしまうのですが…。また、アニメではルパンが、このマフィア達と一人で戦うのですが、このゲーム版では次元も一緒に戦う訳です。

 そして、ある程度このゲームに慣れたら、このミッションに出て来るザコ敵達の足や腕を狙って倒すと良いですよ。胴体辺りより当て難いですが、その分スコアも多く貰えます。敵のやられ姿も、いつもより違います。上述にも少し書きましたが「敵とは言え、滅多な事で殺してはならない」と言う奴ですね。


●ステージ2・北アフリカ/アルジェリア
(必殺鉄トカゲ見参!!)

 とある刑務所の悪徳所長が開発した、地を高速で這って標的(ルパンと次元)をどこまでも追いかけて、最後には爆発する殺人兵器である「鉄トカゲ」との戦闘。

 とにかく、この鉄トカゲ達の体当たりを食らう前に、銃弾を撃ち込んで破壊するのです。そして、次々に来る鉄トカゲを全滅させるのが、このミッションの目的です。鉄トカゲを全滅させれば、悪徳所長も吹き飛んで作戦成功(クリアー)です。

 しかし、たまに鉄トカゲが地面の低い場所に隠れます。この間は鉄トカゲを攻撃できないので多少厄介です。

 とは言っても、まだ前半ステージなので一人プレイでも真面目に銃を撃っていればノーダメージでクリアーできるでしょう。

 また、鉄トカゲは結構高速で向かってきますが、プレイヤーの近くに来ると、ジャンプして回転しながら突っ込んできます。この時の速度は速くなく、真っ直ぐ飛んで 来るので当て易いです。

 しかし、至近距離のギリギリ状態で鉄トカゲを破壊すると、その爆風で後から来る鉄トカゲが見え難くなるので注意。因みに、破壊して燃えている最中の鉄トカゲに銃弾を撃ち込んでも、スコアが貰えます。

 あと、この鉄トカゲの倒し方も原作&アニメ版とは違っていますね。原作版等では鉄トカゲは装甲もとても固く、普通の銃弾では破壊不可能なのですが…。


●ステージ3・日本
(接着光線とダイヤモンド)

 この作戦の舞台は、夜の宝石店です。

  接着光線を使い、赤外線センサーに気を付けながら、宝石を盗んでいきます。

 具体的には、まずショーケースの ガラスを光線で破壊して、その中の宝石を撃って、ドンドン取って行きます。宝石を全て盗めばクリアーですが、もちろん接着光線が赤外線センサーに引っ掛かってはいけません。だからと言って 、あまり慎重になり過ぎるとタイムアップになってしまいますし…。

 コツとしては、取り敢えずセンサーが発射されるまで待ち、発射している最中に、センサーが密集していない所を狙って、一気に宝石を取って行くと良いでしょう。センサーが発射される前に宝石を回収していると、急にセンサーが来る時があるので…。

 また、作戦(ステージ)開始や場面&視点が切り替わった直後(1回目のセンサーが発射される前に)に速攻でガラスを破壊する事ができれば、イイ感じです。これができれば時間が節約できて、宝石回収にも余裕が持てます。

 因みにセンサーに引っ掛かってしまったり、タイムアップになると、ICPOの警部でルパンのライバルでもある「9代目・銭形幸一」と、その部下達が駈け込んできます。

 この作戦に失敗して銭形達に捕まっても、クリアー自体はできますが、センサーに引っかかった側のプレイヤーのライフが1減ります。タイムアップの時も、同じくライフが1つ減って次のミッションへ行きますが、どちら側が減るかは、まだ確認できていません。


●ステージ4・アメリカ/ニューヨーク
(とっつあん大ハッスル)

 前のミッションの宝石店から脱出し、それを追い掛けて来る銭形警部達との戦闘。「日本からアメリカ迄、カーチェイス? しかも、陸続きじゃないのに?」ってのは気にしないでおきましょう…。

 それで、このミッションでは前後から襲って来るパトカーを、ドンドン破壊していきます。因みに道中には黄色い車止めもありますが、これに当たってしまってもダメージは受けません。しかし、この車止めにも銃弾を撃ち込めば、得点が入ります。

 そして、このミッションの最後には、銭形警部が乗ったパトカーが襲って来ます。流石に、このパトカーは耐久力が高いです。しかも左右に結構チョコマカと動くので、当て難くもあります…。

 この銭形パトカーの体当たりを食らう前に、 速攻で撃ち込んで破壊しなければ行けません。失敗して体当たりを食らってもクリアーできますが、やはり、この場合は、どちらかのプレイヤーの体力が1減ります。

 とにかく、この銭形パトカーはボスクラスな、かなりの強敵です。ここまでノーダメージで来ても、銭形パトカーで必ずダメージを食らってしまう人も少なくないでしょう。


●ステージ5・アメリカ/サンフランシスコ
(斬鉄剣{かたな}不二子とカーチェイス)

 不二子が裏切って、仲間である石川五右衛門(ゴエモン・イシカワ)・13代目の主要武器である「斬鉄剣」を盗みます。

 因みに、この斬鉄剣とは「虎鉄・村正・正宗」 と言う有名な日本刀を、3本まとめて打ち直して作成された非常に強力な刀です。とにかく、この世の大抵のモノを真っ二つにする事ができます。

 しかし、此処で更に謎の組織が現れて、不二子がさらわれます。 そして、こちらも車に乗り、不二子をさらった車を追い掛けます。他の対向車をかわしながら…。

 それで、このミッションでは画面下の左右のハンドルマークを撃つとルパンと次元の車が左右の各車線に移動しますが、これは2人同時プレイでも、どちらか一人が操作した方が良いですね。

 2人で何も考えずにプレイすると「左に移動している最中に、また右に戻ってしまったり」と、混乱し易いです。1人で操作した時は、クリアー時に操作していない方にはスコアは全く増えませんが、このゲームでは上述のシステム項目の通り、スコアによる体力アップは無いので…。

 また、このミッションで対向車に当たってしまうとライフが減りますが、2人同時プレイ時は、左車線に居る時に対向車に当たるとルパンのライフが減り、右車線に居る時に対向車に当たると次元のライフが減ります。

 しかし、この車の移動はジャンプしている最中や、左右移動中でも可能なので(右斜線に完全に移動しきる前に左斜線に戻る等)、それを考えてプレイすれば、それ程ムズカしくないと思います。

 因みに対向車をギリギリでかわすと、高得点が貰えます。

 そして目的地まで着くと、2人の敵を車でひき、不二子の元に辿り着きますが、此処では不二子を救出する事が出来ない様です。

 取り敢えずこのミッションは、慣れればそれ程難しくなく、ノーダメージでクリアーする事も不可能ではりません。


●ステージ6・オーストラリア
(斬!斬!斬!斬鉄剣!)

 此処では不二子をさらい、斬鉄剣を横取りした組織の幹部(ちなみに、コイツの名前はカモネ)がラジコンで動かしていて、斬鉄剣をプロペラとして装着した「ジェット(以下、基本的に斬鉄剣ジェット)」と戦います。

 そして、このラジコン斬鉄剣ジェットに体当たりをされる前に、数発撃ち込んで迎撃するのが、このミッションの目的です。因みに斬鉄剣ジェットの耐久力は、下のゲージに表示されていますが、7回位往復して攻撃してきます。

  しかし、この斬鉄剣ジェットは的が小さく、しかも耐久力も高いので非常に辛いです。その分、迎撃に成功した時の得点は高いですが…。

 斬鉄剣ジェットを1回も迎撃できなくても、クリアー自体は可能ですが「1コインでは、このステージが限界」と言う中級者も多いでしょう。また「斬鉄剣ジェットの攻撃に耐えられても、このステージは作戦失敗として次に進む事になる」と言う人も多いでしょう。

 因みに斬鉄剣ジェットの最後の攻撃の軌道は「木を1本切り、横方向にジグザグに動きながら、こちらに向かって来る」ので、それを先読みして狙うと良いでしょう。

 そしてラジコンジェットを破壊すれば、斬鉄剣が戻ってきます。


●ステージ7・ニュージーランド
(大量生産、人造人間はいかが?)

 ルパンを自分の人造人間(サイボーグ)にしようと、マッド博士が襲って来ます。

 そして、マッド博士が作った人工島の見張りをしている敵人造人間達を破壊していくのが、このステージの目的です。

 しかし、このマッド博士の部下である人造人間達は、最初はルパンと次元に気付いていません。よって、この間に人造人間の弱点(画面に表示される)を狙います。この敵達の弱点に当てる事ができれば、1撃で倒せます。

 とにかく1体づつ確実に狙って行き、全滅させましょう。

 人造人間の弱点に銃弾が当たらなかった場合や(1発程度なら、外れても大丈夫な時もある)、攻撃するのにモタモタしていると、敵がこちらに気が付いて攻撃を開始してきます。この場合は銃連射で倒す事になりますが、かなり辛いです…。

 最後の人造人間は、最初からこちらに気が付いていて、大岩を投げつけて攻撃しようとしてきますが、この間にも落ち付いて弱点を狙えば1発で破壊可能です。

 因みに、最後の敵人造人間を倒せなくてもクリアーできますが、やはり、どちらかのプレイヤーのライフが1つ減ります…。


●ステージ8・ルーマニア
(おいの血ちょうだい)

 とある夜の城で、不二子を生贄にしようとする吸血鬼(ヴァンパイア)達との戦闘をします。

 とにかく、遠距離からドンドン敵の吸血鬼達が近付いて襲ってくるので、こちらもドンドン迎撃していきます。吸血鬼が手前に来るとダメージを受けるので、プレイヤー達に最も近い吸血鬼から攻撃しましょう。

 この吸血鬼達は、こちらの攻撃を食らうと仰け反るので、それ程キツクはないでしょう。ただし中には、やや近距離の上部からイキナリ降りてくる奴も居るので注意。

 また、コウモリが大量に飛んでくる時もありますが、もちろん、このコウモリ達もドンドン倒して行きましょう。

 そして、ある程度一般(ザコ)吸血鬼達を倒して行くと「さぁおとなしくおし!」と言い、ボスの女吸血鬼であるカミーラが出てきます。 もちろんカミーラから攻撃を受ける前に、こちらが攻撃しましょう。

 この時カミーラを援護するかの如く、ザコ吸血鬼も現れますが、数は多くないので、キツクはないでしょう。因みに、カミーラは2体出てきます(多分、分身でもしているのでしょう)。

 カミーラを倒すと大コウモリになって逃げますが、それと同時に小コウモリの大群が迫ってきます。これも、しっかりと落とす様に。これも撃ち落しが遅れると、やはりダメージを食らいます。また、1体目を倒すと、2体目のカミーラがスグに登場します。

 上述の後、逃げた2匹の巨大コウモリが再び襲って来ます。この時、画面上部にゲージが出るので、大コウモリを撃って、このゲージをゼロにしてやります。

 この巨大コウモリ2体を倒せば、吸血鬼達が全滅してクリアーです。

 取り敢えず、このステージは二人がかりで真面目に連射していれば、ノーダメージでクリアーできるでしょう。

 此処でも不二子は救出できませんが、これでこのゲームの前半戦が終わりましたね。

 因みに、これも原作では銃や剣で、半不死身の吸血鬼達を倒す事はできないので、ニンニクや十字架を使って吸血鬼達を倒していました。また、舞台もルーマニアではなく、日本の鬼姫山と言う所です。


●ステージ9・ブラジル
(雨のち大岩注意報)

 ある呪いを解く為に「黒魔術教」と言われる邪教集団の秘宝を、その邪教の神殿へ帰しに行きます。

 そして、黒魔術教の神殿へ通じる秘密の洞窟の階段を進んで行きますが、その途中で大岩が迫ってきます。この大岩を破壊するのが、このステージの目的です。

 具体的には、上部に表示されるタイムが0になる迄に銃弾を撃ち込み、大岩を破壊します(タイムのスグ下に表示されいる耐久力ゲージを空にする)。

 此処も一生懸命連射する必要がありますが、落ち着いてやりましょう。自分の銃弾の残り弾を良く見て連射します。とにかく弾が切れた時だけリロードする様にして、無駄な動作を省く様にするのです。

 そして、大岩のゲージを1回0にすると一旦撃退できますが、これだけでは大岩を完全に破壊できません。1回大岩を撃退できても、もう1回来ます。

 また、大岩を1回撃退して、再度大岩が出てくる前に、大量の小コウモリが出て来ます。このコウモリは、撃ち逃してもダメージを受けませんが、スコアを稼ぎの為に撃ち落しておきましょう…。因みに、このコウモリ達は2グループ出てきます。

 大岩を2回撃退するとようやく破壊できますが、今度は戦車が襲ってきます。

 この戦車の倒し方は、大岩と基本的に同じで良いです。しかし戦車は、耐久力が高くなっています。また、大岩の時みたいにゲージは表示されますが、制限時間が表示されず、何時この敵の攻撃が来るか分かり難いです…。

 因みに戦車に対して撃ち込みが遅れると、両プレイヤーが共にダメージを受けます。また、一度攻撃を食らうと、「注意」の表示が出続けます。つまり、2回目以降の攻撃は1回目より素早く行われる訳です。

 しかし、このステージも二人がかりで真面目に連射していれば、ノーダメージでクリアーできるでしょう。この戦車を破壊すれば、やっとクリアーです。

 しかし、こんな洞窟の狭い通路に戦車が入り込んでいると言うのがスゴイです。原作では、こんな戦車は出てきませんでしたね。


●ステージ10・ジャマイカ
(邪神・オブ・ザ・デッド!)

 前のステージで言った「黒魔術教」の神殿内部が舞台です。神殿へ通じる洞窟から神殿内部に移っただけで、ブラジルからジャマイカに移るってのは気にしないでおきましょう…。

 それで秘宝を返しても、結局黒魔術教の神の怒りを静める事はできず、教団の生物兵器であるゾンビ達が襲ってきます。

 このゾンビ達は1発で倒せますが、何度も蘇り、執拗に襲ってきます 。しかし、中央奥の邪神像を破壊する事で、簡単に消滅します。それで、このステージの目的は邪神像を破壊する事です。因みに邪神像の弱点は目です。

 また、このステージの視点&画面は定時的に大きく変動します。「邪神像の足元の視点」と「邪神像の頭の視点」の2つがあり、これの繰り返しで視点が変わります。

 とにかく最初は邪神像の足元の視点なので、この間は、邪神像の頭を狙う事はできないので、襲ってくるゾンビ達を倒して行きましょう。ゾンビだけではなく、邪神像自体も攻撃をしかけてくるので注意。

 邪神像は火炎弾を繰り出してきますが、この火炎弾は銃弾で破壊可能です。また、この火炎弾の全てがプレイヤーを狙ってくる訳ではありません。自分を狙って来ない火炎弾を撃っても得点が稼げますが、時間切れには注意。

 更に、邪神像の足元で祈っているゾンビを倒せば高得点が貰えますが、遠い所に居て、狙い難いです。

 ある程度ゾンビと戦っていれば、視点が邪神像の頭に移ります。これでやっと邪神像に攻撃できます。また、この間はゾンビ達も襲って来ないので、多少楽です。ただし邪神像本体はしっかりと攻撃してくるので注意。

 この邪神像を破壊すれば、この像が倒れて、下のゾンビ達が全て下敷きになりクリアー。

 因みにこれも、アニメ版とはまた違っていますね。アニメでは、ルパンが邪神像にプラスティック爆弾を 仕掛けて破壊します。

 また、黒魔術教の団員1人(昔にこの神殿に侵入したルパン一世を 捕まえられず、その責任で処刑された警備隊長の息子)も、このゲームでは声だけで姿を現しませんね。

 個人的に、この黒魔術師の教団員が受けましたね。爆弾を外そうとして、ルパンの警告も聞かずに最期まで必死にしがみついている所が…。

 因みに、この戦いはアニメでは、結構前半の放送で行われていました。

 あと、このステージも二人がかりで真面目に連射していれば、ノーダメージでクリアーできるでしょう。


●ステージ11・東アフリカ/ケニア
(ルパンはからくり人形がお好き)

 不二子を自分のマネキン人形にしようとする悪の成金親父、ウィリアム・ハフナーとの戦闘。

 それで屋敷のハーレム内にあるハフナーが用意した幾つもの女性マネキンの内、非常用としてどれかが銃で攻撃してくるので、そのマネキンを制限時間内に破壊するのが目的です。

 これは4回行われ、攻撃して来るマネキンは1回1体づつですが、マネキンが動き出した直後に撃たなければいけないので、かなり素早い反応が必要になります。また、回が進む毎に制限時間も短くなります。

  更に攻撃を1発外しても、マネキンからの反撃を食らいます。2人同時プレイなら、1回に2発チャンスがありますが…。

 因みに、最後のマネキンを破壊できなくてもクリアーは可能です。この場合も、やはり、どちらかがダメージを受けますが…。

 あと、このステージは原作を忠実に再現されています。一応原作では1体しかいないのに、このゲームでは合計4体もの非常用マネキンが攻撃してきますが、こうでもしないと面白くならないでしょうね。


●ステージ12・アフリカ
(戦車軍団に気をつけろ!)

 このステージでは、市街地の高台で下方を取り囲むナチスの戦車軍団みたいな奴等と戦闘を繰り広げます。ルパン達の武器も拳銃ではなく、ロケット弾を使います。

 因みに、このステージでの戦闘が始まった時の「死ね!ルパン!」と言う叫び声が、何気に実戦さながらの緊張感を与えてくれて、良い感じです(俺だけですか?)。

 アニメ版では「ルパンが間違えて、とある国(ちょっとした事で罪に問われる程の危険国)の総統の怒りを買う行為をしてしまった為、ルパン達がその国軍の幹部であるヘス長官達に狙われる」と言う設定でしたが、このゲームではルパン達の宝を横取りしようとして、ヘス達が 襲って来ます。

 そして、高台からこのロケット弾を使って敵戦車を全滅させる訳ですが、弾速があまりなく、拳銃とは違い、発射しても標的に命中(着弾)する迄に時間がかかるので注意。

 また、このロケット弾は1発づつしか撃つ事ができません。更に撃った後、自動的にリロードされるのですが、それにも時間が若干かかります。しかし、このステージでは銃コントローラーを標的に向けると、その場所にサーチマークが付くので、標的を狙い易いのが良いですね。

 とにかく、ある程度、戦車の動きを読んで撃った方が良いですね。

 しかし、余程こちらの攻撃が遅過ぎない限りは、敵から攻撃を受ける心配はありません。「注意」と表示された敵を見たら、そいつを速攻で破壊すると言いでしょう。この「注意」と言う表示が、敵の攻撃合図なので…。

 あと、このステージでの敵は戦車以外に装甲車もありますが、この車は攻撃してこないので、余裕がある時だけ破壊すると良いでしょう。

 そして戦車をドンドン倒して行けば、ヘスの断末魔が鳴り響き、クリアー。既に後半ステージですが、先程言った通り敵の攻撃がそれ程早くないので、2人がかりで真面目にロケット弾を撃っていれば、ノーダメージでクリアーできるでしょう。

 しかし個人的には、ヘス達の更なる上司である「ハトラー総統」が出て来ないのが残念です。アニメ版に登場したハトラーは、結構笑えてしまうキャラだと思います。態度がデカいクセに背が低くて、おまけにハゲと言う所が面白いですね。

 よくハトラーみたいな人物が、総統になれましたね。ある意味、尊敬します…。

 因みにこの戦いも、アニメ版では結構前半の放送で行われていましたね。


●ステージ13・イギリス
(ヘリパニック大作戦)

 ここも市街地が舞台ですが、前の対ヘス達のステージとは対照的に、今度はマモーの部下達が上空からヘリコプターに乗り、機関砲等を使って襲ってきます。

 ルパン達の武器は、銃に戻ります。

 とにかく、このステージは敵のヘリに攻撃される前に撃ちまくって、撃墜しましょう

 敵のヘリは全部で6体居ますが突如現れ、しかも距離もあるので、狙い難いです。更に、ヘリの機関砲攻撃も結構早く行われるので、後半らしいキツイ戦いになります。

 最後の敵ヘリは、他のヘリとは違いミサイル攻撃をしてきますが、これは破壊可能です。ミサイルを発射されたら、これを先に撃って、ダメージを受けるのを防ぎましょう。

 そして最後の敵ヘリのライフをゼロにすると、五右衛門が登場。そのヘリを、斬鉄剣で真っ二つにします。死にはしない物の、割れたヘリから出て来る半裸の敵パイロットが笑えます。この時の五右衛門も、おなじみのセリフをしゃべってくれます(どんなセリフかは、自分で確かめた方が良さそうですね…)。

 因みに、映画版みたいに市街地から下水道へ舞台を変える事は、ありません。


●ステージ14・太平洋
(ルパンVS人造人間{クローン})

 この終盤ステージでは、いよいよこのゲームの大ボスであり、自らを神と名乗り、世界を騙す「マモー」との対決。舞台は大海に浮上した巨大な島に移ります。

  まず、この島の地下研究所を高速で走る乗り物で進んでいきます。この道中にはクローンのザコマモーが何人も襲ってきます。このクローンマモー達を蹴散らしながら進みましょう。

 このザコマモーには2タイプあり、鎌を持っているタイプと、銃を持っているタイプがいます。厄介なのは、鎌を持っているザコマモー。このマモーは、ルパン+次元(プレイヤー達)の手前に来た時点で鎌攻撃してきます。しかし、銃を持っているマモーはプレイヤーの手前に来ても、中央に移動してから攻撃してくる(中央に移動した後は、銃を左右端から中央に乱射してきます。そして、この銃弾が中央に来ると、ダメージを受けます)ので、若干余裕があります。とにかく、鎌を持っているマモーを優先で倒しましょう。

 しかし上述の道中も、それ程難しくないので、2人がかりで真面目に連射していればノーダメージで行けるでしょう。

 ザコマモー達をドンドン倒して奥まで進むと、ボスのマモーが居ます(ザコのマモーと違い、偉そうなスーツを着ています)。そして、此処でレーザー発射のカウントダウンが始まります。

 このカウントが0になったと同時にボスのマモーを撃つのですが、ここで失敗してしまうと、どんなにライフが多く残っていても終わりです。大量のレーザーがルパン達に向けて一斉発射されます。そして、無様に撤退するハメに…。コンティニューしても、このステージ14の最初からやり直さなければいけません。

 しかしステージ12(ロケット弾)の時と同様に、このボスのマモーと戦う時に銃を標的に向けると、その場所にサーチマークが付きます。これは救いです。

 ジャスト0のタイミングで成功すると、レーザーがボスマモーに跳ね返り、ヒットします。そして、このマモーが不二子の目の前で焼け死にます。

 因みに、このマモーと言う敵キャラ。イマイチ人気が無さそうで、個人的にもあまり好きではなかったですね。何か気持ち悪くて…。でも偉そうなので、大ボスには相応しいキャラでしたね。


●ステージ15・太平洋
(神は死んだ、ルパンが殺した)

 不二子を救出しても、戦いは終わりません。

 この真の最終ステージでは、巨大脳ミソを先頭に付けた、核ミサイルが相手です。実は、この巨大脳ミソこそが、オリジナルの真マモーなのであります。前ステージのボスマモーでさえ、クローンに過ぎなかったのです。

 そして巨大な脳ミソミサイルに、ルパンが前持って仕掛けた爆弾がありますが、これに1発で当てなければいけません。それも、脳ミソミサイルが宇宙に撃ち上げられる前に…。

 このステージのルールはシンプルなのですが、1回しかチャンスが無いのは、かなり難しいです。1発でも爆弾に当てられなかった場合は、バッドエンドとなり、ゲームオーバーになってしまいます。おまけにコンティニューもできないのです…。

 ただし、チャンスは1回しか無いとは言え、それは各プレイヤーが1回づつと言う意味です。2人同時プレイなら2回チャンスがある訳です。

 的の爆弾はあまり大きくなく、制限時間(しかも、表示されません…)も用意されているので、非常に神経を使いますね…。

 因みに失敗してバッドエンドになると、マモーのミサイルが大爆発を起こしてしまい、ルパンと次元がギャグ的に黒コゲになった画面に移ります。それ迄にダメージを受けた合計も表示されます。その後、コンティニュー画面に移る事なく、ゲームオーバー画面へ…。

  ルパンの爆弾に当てて作動する事に成功すれば、脳ミソを覆うカバーガラスが割れます。これにより核ミサイルは爆発せず、巨大脳ミソだけが太陽に焼かれ、完全にマモーを倒せます。これでグッドエンディングです。

 そしてグッドエンディングではルパンと次元が ガレキの下から這い上がり、カッコ良く立ち上がるシーンになります。

 グッドエンドまでに、どれ位ダメージを受けたかも表示されます(コンテニュー時も含めて)。そして、バッドエンディングの時とは違い、スタッフロールもちゃんと流れます。

 このエンディングも、結構アニメを忠実に再現されています。詳細は自分で確かめて下さい。ここで言うと、楽しみが減ると思うので…。

 少しだけ教えると、このグッドエンディングの歌を歌っているのは、ロボットヒーロー系(マジンガーやコンバトラーV)等でお馴染みの「水木 一郎」氏です。

  それにしても、このゲームの続編出してくれないものですかね。現在でも年に1度放映されるアニメスペシャル等があるから、ネタは十分に作れると思うのですが…。

このページの先頭へ

関連作品